一戸建ての家、注文住宅を建てよう!家づくりをしよう!と思った時、何から始めますか?
まずは建てたい家を考える。どこで建てるか考える。ん?その前に土地を探さなきゃ?
何からしてよいかわからないですよね。実際にVidaFelizにご相談に来られる方は、
- 土地がすでにある方
- 土地の候補がいくつかあるけど決めかねていて相談に来た
- まだ土地はないけれどまずは相談しに来てみた
など様々な状態の方がいらっしゃいます。迷ったら、もう来てください(笑)一緒に探しましょう。
今はさまざまな土地探しのアプリやサイトがあるため、比較検討がとても便利になっていますよね。
とはいえ、何からしてよいのやらという場合。
土地探しを始める前の準備
まずは住みたいエリア
通勤、通学、実家など、自分の生活したい場所を少し広めに絞ってみてはいかがでしょう?
通勤通学を考えると、駅からの距離、高速道路のインターからの距離、場合によってはバス路線やバスの停留所の位置、など交通公共機関からの位置も把握したいところですよね。
また生活圏内を考えると、病院までの距離、スーパーまでの距離や交通手段も気にされる方もいらっしゃいます。
続いて予算
ざっとエリアを考えた時、そのあたりの土地の相場を調べ、土地にかける予算の目安を決める。
ただ、土地にかかる費用は土地の代金以外に手数料や税金がかかりますので、そこも念頭に。
- 仲介手数料
- ローンの手数料
- 土地の登記費用
- 税金(印紙税、不動産取得税、登録免許税、固定資産税)
家づくり全体予算とあわせて土地の予算も見えてくることで、エリアも考え直すこともありますよね。土地の予算が高くて家づくりの予算が足りない!と言った場合、思い切って住みたいエリアを見直すことで、希望をかなえられることもありますよ。
住みたい土地の優先順位を考える
通勤通学距離、生活圏(病院やスーパーへの距離)、土地の広さ(何のため?車何台停める?家庭菜園?)、など思いつく希望条件を書き出し、優先順位を決めましょう。
いよいよ家づくりのための土地探し
ここまで準備ができたら、いよいよ土地探し。探し始めると様々な用語が出てきますが、家づくりに関係する用語をいくつか解説しますね。
- 用途地域・・・都市計画法で決められているエリア分けです。この用途地域によっては建てられない建物もありますので、要チェック。
- 建蔽率・・・土地の敷地面積に対して建てられる建物の大きさの上限
- 容積率・・・土地の敷地面積に対して建てられる床面積の合計の割合の上限
- 斜線制限・・・建物の高さに関係します
- 水路占用・・・道路と敷地の間に水路があると許可申請が必要となり占用料金が発生することも。
- ハザードマップ・・・災害リスク
さて、土地探しの方法。
- 不動産やさんをめぐる
- 土地探しサイト、インターネットで探す
- 折り込み広告、フリーペーパー、情報誌などから探す
- 実際に住みたいエリアへ行き、空き地の看板に電話する
今はネットの情報量が多いため、自宅にいてもたくさんの情報を得られます。ある程度、リストアップすることができたら、まずは自分の目で見てみることはとても大事です。道路状況、騒音関係、近隣環境、風や音、水、光などの自然環境、これらは実際に行ってみないとわかりません。
私が依頼を受けて設計を始める前にも、現地調査は、時間帯や天気などの条件を変えて何度も足を運びます。そこに住まうときはどちらが日当たりが良く、どちらを開きどちらは閉じたいか。
また建築条件付きの土地を気に入ったけれど、とのお施主様もいらっしゃいました。建築条件付きで売りに出ていても、不動産屋さんに聞いてみると、条件を外していただけることも多々。無条件で外していただけるケース、お金を上乗せすると外していただけるケース、設計事務所が入るのはかまわないけれど工事だけは条件付きというケースなど。
土地探し、悩みますよね。悩んだら、お気軽にご相談くださいませ。
土地代意外に家づくりでかかる費用で大きいものとして、地盤改良費があります。土地探しの段階では確定はできませんが、改良費で50~200万かかることを考えると検討条件に入ることもありますよね。