食堂ほんごう リノベーション|長野県 伊那市/築50年超
第二の人生を。あっとほーむな笑顔で迎える
家庭菜園の野菜をつかった優しい料理の食堂
食堂, 飲食店, 直売所, 住宅
物件概要
リノベーション
新規店舗および住宅一部改装
平屋建て 67坪 増減築なし
店主 + 妹+母
飲食店、直売所
ご両親が建てて幼少期から4人家族で過ごした家。お父様が亡くなり、戻ってきた娘二人と母との3人暮らしに。200坪を超える家庭菜園もある。
早期退職して、家庭菜園で採れる新鮮無農薬野菜の直売所と、食堂をこの自宅の一部を改装して開業。
それに伴い、自宅一部や庭や塀もリフォーム。
耐震改修もかねて。
ご両親が高齢になり、幼少期を過ごした実家へ戻ってこられたお施主様。そして始めた、家庭菜園と呼ぶには広すぎる野菜作り。
そんな彼女が始めた第二の人生。近所は大きな田畑が広がる農村風景といった感じで、広大な敷地に住宅が点在。近くに喫茶店や飲食店がないこともあり、地域の方々が気軽に集まれる場所をつくろうと、一念発起。早期退職をし、この家をリノベーションし、新規開店を決意。
西側に自宅玄関があることより、東側を店舗入り口にすることに。そして傾きかけている長いブロック塀もこれを機会に、伊那市の補助金を利用し撤去。
駐車場をどうするか。とはいえ、店舗入り口近くに設けたい。ということで、中庭を撤去して駐車場を確保することに。とはいえ駐車場前の道路が狭いため、運転の下手な私は停められる自信がなく、水路の上の占用を申請して安心して停められる駐車場になりました。
駐車場からバリアフリーでお店に入れるように、とお施主様のこだわり。ご高齢の方が多い地域なので、これはどうしても譲れない。杖を突いていても、手押し車を押していてもスムーズに入れるエントランスに。
実は道路と高低差もあり、水仕舞いに苦労したところ。
高低差だけでなく滑りにくさも大事なポイント。樹脂と石の舗装材を使用し滑りにくい仕上げに致しました。
オーナー自ら無農薬で育てた野菜の直売所。(この写真の時はまだ販売しておりません)
オーナーのこだわりは、一人暮らしの方でも買いやすいサイズでの小分け販売。腐らせることなく、いろんな野菜を買って帰れるのは嬉しいところ。場合によっては、すぐに畑から採ってきて捕れたて野菜を買えるかもしれません。
無農薬野菜を使った家庭料理をつくる彼女らしく、少しでも優しい雰囲気を、と、彼女自ら、漆喰塗りをDIY、施主施工しております。(工程が間に合わず、私も少しお手伝い)
この改修に当たり、耐震補強も行いました。やはり安心して暮らして欲しいのです。
自宅の一部を店舗へ改修したので、個室も改修。
個室内にWICだけでなく書庫も完備
こだわりのミッキーのクロス。取っ手もミッキーの形でとっても可愛い。(笑)